010: VXO unit for 50MHz AM transmitter

 Eスポがオープンして多くのAM局で賑わっても、固定水晶式のリグ(TX,RX-009)ではなかなかQSOに至らないので送信用VFOを作ることにした。現在の6mAM用には昔のように周波数範囲の広いVFOは不要で、50.5~50.6MHzに出られれば十分だと思うが、これを実現するには、16MHz帯の原振を3逓倍して50MHzを得るVXO式が最も簡単だ。逓倍式VFOの場合、ヘテロダイン式トランシーバのLo発振器と異なり常時発振ができない。それに加え、今回はバリキャップ式VXOにしたので周波数ドリフトを心配したが、結果的にはAMのQSOに必要十分な安定度を持っていると確認できた。発振回路自体はトランジスタ1石の大変簡単なもので、BE間で基本波を発振させ、コレクタ側から三倍の50MHz帯出力を取り出している。得られた目的信号出力は-3dBmで、次段のバッファアンプをドライブするにはちょうど良いレベルとなった。発振段での不要スプリアスは原振16.8MHzと4倍波の67.5MHzが-50dB程度出て来るが、これを注入した送信機の出力スペクトラムは下手なヘテロダイン方式では得られないクリーンさで、スペアナダイナミックレンジ内にはスプリアスはまったく見当たらない。
 トランシーバ本体にはもう組み込むスペースがないため、VXO基板は小さなアルミケースに入れて本体横に6角スタッドで取り付けた。完成後の試験運用結果はとても快適で、次のEスポオープンが待ち遠しいところ。2018年夏製作。
Additional VXO unit for 50MHz AM transmitter, 50.500-50.600MHz, -3dBm output


This is an external VFO for 50MHz AM operation. A simple VXO is consisted with a 2N2369A and fundamental 16.88MHz crystal, and the tripled signal (50.6MHz -3dBm) is taken out to drive my home brew transceiver adequately. A couple of SONY 1T33 diode is used in series as the variable capacitor, and it works very FB. The frequency stability is good enough for AM QSO, and the output spectrum is relatively good. Unnecessary spurious of overall TX output is completely suppressed and not found in the dynamic range of the spectrum analyzer. This VFO is covering frequency range of 100KHz which is mainly used for AM QSO in Japan (from 50.500 to 50.600MHz). It was made in early summer of 2018.

 

 

 

 

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2018年06月21日